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子供でもクラリチンの服用は可能!用量に注意しましょう

2020年01月12日

クラリチンでは錠剤のお薬が苦手な子供でも飲みやすいように、甘いイチゴ味に仕上げられた顆粒のクラリチンドライシロップ1%という製品も用意されています。服用するには、口の中に入れて溶かしても水と一緒に飲んでも構いません。ドライシロップという形態になっていることで携帯性が高く持ち運びにも便利であるのに加えて、お出かけ先で水が用意できなくても服用できるほか、液体のシロップと比較して長期保存が可能なのもメリットです。本剤は子供用というイメージが強いですが、実は大人も服用でき取扱説明書にも成人の記載があります。成人の用量はロラタジンとして1回10mg、ドライシロップとして1gを1日1回食後に用時溶解して経口投与しますが、年齢や症状に応じて増減することがあります。小児の用量は年齢が3歳以上7歳未満ではロラタジンとして1回5mg、ドライシロップとして0.5g、年齢が7歳以上ではロラタジンとして1回10mg、ドライシロップとして1gを1日1回食後に用時溶解して経口投与します。
承認されるまでの臨床試験では副作用の症状が出たのは197例中10例、5.1%となっており、眠気が7件で3.6%、腹痛が2件で1.0%と極めて少ない水準で、同じく実施された成人の臨床試験の約半分程度となっています。製造販売後臨床試験でも157例中6例、3.8%で主なものは白血球増多が2件、1.3%という結果となり優れた安全性が証明されました。本家のクラリチンと同様に第2世代の抗ヒスタミン薬であることから副作用がほとんどなく、第1世代と比較して眠気だけではなく集中力低下や学習能力低下となるインペアードパフォーマンスの心配もありません。クラリチンドライシロップはイチゴ味で飲みやすく仕上げられていますが、これでも苦手だという子供も少なくありません。そんな中で医学雑誌では、クラリチンドライシロップと子供が好きな飲食物との飲み合わせを調査したデータが掲載されたことがあります。飲み合わせをしても問題が無かったのはアイスクリーム、牛乳、コーヒー牛乳、プリン、ヨーグルト、ココアがあり、これらと一緒に飲んでも効果に影響が無いことが発表され、お薬を飲むのが苦手な子供を持つ親御さんには朗報になりました。その一方で、この調査では唯一飲みにくくなるという判定になったのがスポーツ飲料でした。クラリチンドライシロップ1%は第2世代の抗ヒスタミン薬であることから眠気に加えて集中力低下や学習力低下の懸念も極めて少ないため、錠剤のお薬が苦手な小さな子供から大人までおすすめできるお薬です。