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クラリチンはどんなアレルギーに効く?効果や副作用などを解説

2019年06月14日
せきが出る男性

クラリチンはアレルギー治療薬で、ロラタジンを主成分にアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、じんましんに加えて花粉症などのアレルギー疾患の症状の軽減に用いられています。
花粉症治療ガイドラインでは、ロラタジンを含む第2世代抗ヒスタミン薬の使用が推奨されており、その有用性が注目されています。
ロラタジンの歴史は長く1987年に米国の製薬会社のシェリング・プラウ、現在のメルクによってクラリチンの商品名で製造販売され、多くの患者さんを救ってきました。
特許の保護期限が切れていることから世界中のさまざまな製薬会社からジェネリック医薬品が発売され、2002年には一般医薬品となり医師からの処方箋以外でも販売が可能となりました。
一方、日本国内では2002年にクラリチン錠、2004年に水なしで飲めるクラリチンレディタブ錠、2008年に錠剤のお薬が苦手な方でも飲みやすいクラリチンドライシロップ1%が当初は処方箋医薬品として販売されていました。
2017年1月には処方箋医薬品の指定が解除されて一般医薬品となり、バイエル薬品が製造し大正製薬が販売するクラリチンEXが誕生しました。
クラリチンEXは要指導医薬品に分類されているため購入の際には薬剤師からの説明を受ける必要がありますが、医師からの処方箋が無くてもドラッグストアなどで気軽に購入できるようになり、病院に通うのが困難な方にとっての救いとなりました。
クラリチンは米国で2002年に一般用医薬品となってから2005年3月までの総売り上げは10億円を超えて全米で販売された一般医薬品の第3位となったほか、日本国内で販売されてからも大人気となった理由は、さまざまなアレルギー疾患に対して総合的に効くだけではなく他の抗ヒスタミン薬と比較しても大幅に副作用の眠気が軽減されているところです。
これまではアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、じんましん、花粉症などのアレルギー疾患に苦しんでいた方は、症状の緩和とのトレードオフで強い眠気に見舞われるリスクがあるのが大きな課題で、服用すればお仕事や学校をお休みすることも余儀なくされていました。
その一方でこのクラリチンであれば、眠気の副作用についてはほとんど懸念する必要がありません。
また、2013年に実施された試験ではロラタジンを服用しているアレルギー疾患患者と、アレルギー疾患を持たない者との間で注意力や集中力などの認知能力が同等であるという結果も出ています。
このようにロラタジンを使用しているクラリチンは、他の抗ヒスタミン薬と同様の効果を持ちながらも、副作用が軽減されておりアレルギー疾患に悩んでいる方におすすめのお薬です。