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クラリチンとアレグラの違いはドコ?

2019年07月11日
せきをする女性

クラリチンとアレグラは、どちらもアレルギー疾患全般の症状の緩和に効果がある治療薬であることや、副作用の眠気が軽減されていること、第2世代の抗ヒスタミン薬であるという共通点がある一方で、配合されている成分や症状へのアプローチの方法に違いがあります。
クラリチンはロラタジンを主成分にアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、じんましん、花粉症などのアレルギー疾患の治療薬で、これらの症状の原因となるヒスタミンの働きを抑制して症状を緩和することができます。
第2世代の抗ヒスタミン薬に分類され、これまでの抗ヒスタミン薬で発生していた副作用である口の渇きや排尿障害、眠気などの症状が極めて少なくなったのが特徴です。
服用してから作用が発現するまでが約2時間と比較的早く、持続時間は約14時間で、飲み方は1日1回1錠を毎日同じ時間に食後に水と一緒に服用します。アレグラはフェキソフェナジンを主成分にした第2世代の抗ヒスタミン薬であることや作用、効果、副作用はクラリチンと同様ですが、実際の効き目や副作用の強さには個人差があります。
服用してから作用が発現するまでが約2.2時間と、こちらも比較的早い部類に入りますが一方の持続時間はクラリチンと大きく違い約9.6時間と短くなっており、飲み方は1回2回朝夕にそれぞれ1錠を水と一緒に服用します。クラリチンとアレグラを服用の際の飲み合わせには注意が必要ですが、両者には若干の違いがあります。
共通しているのは抗生物質のエリスロマイチンと一緒に服用すると血中濃度が高くなりますが、クラリチンのみ胃薬のシメチジンでも同様の作用があります。
クラリチンとアレグラのどちらを選択するのかポイントとなるのが、予算と価格のバランス、入手性も然ることながら毎日のライフスタイルや副作用の有無にもよります。
いずれも眠気の副作用はほぼ考慮する必要は無いものの、個人差により眠気を感じてしまう方もごく稀に存在しています。
そのため、お仕事や学校の時間に眠気に見舞われると困る方は、それらの時間と持続時間が被らないように調整することがあります。
逆に一切の副作用が無く、1日中しっかりと効き目を持続させたい場合には、フェキソフェナジンにより1錠で約9.6時間効果が持続するアレグラを1日2回服用して合計で約19.2時間として長時間の効果を期待する方法があります。
その一方でお仕事が忙しい方はロラタジンにより1日1回1錠だけで済むクラリチンを選択するケースがあるほか、出先で水を用意するのが難しい場合には口の中で溶けやすく水なしで飲めるクラリチンレディタブ錠や、アレグラOD錠60mgを利用するのもおすすめです。