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クラリチンが効かないという噂はウソ?本当?

2019年08月17日
せきをする男性

一部にはクラリチンを服用しても効かないという声もほんの僅かとはいえ存在していますが、その多くが正しい服用方法を守っていなかったり、併用しない方が良い風邪薬も一緒に服用しているなど、間違いに気づいていないケースも少なくありません。
クラリチンは他のお薬と比較してもデリケートで、飲み合わせによっては全く効果ない状態になる場合もあるため、細心の注意が必要です。
クラリチンを服用してベストな効果を得るためには、取扱説明書を熟読して正しい服用方法を守ることが大切です。
まず、1日1回1錠を食後に毎日同じ時間に服用するというのがポイントで、時間がずれてしまうことで効果ない場合があります。
クラリチンが開発された際の臨床試験でも食後に服用したデータが採用され、最も高い効果を発揮できました。
飲む時間を間違ったり、忘れていた場合にはすぐに服用しますが、次に飲む時間が近い場合には1回抜かして次のタイミングを待ちます。
相性の悪い食べ物はグレープフルーツで、含まれている物質が抗ヒスタミン薬の効果を強くし過ぎてしまう場合があります。
しかも、生のグレープフルーツを食べた場合は半分程度、ジュースならばコップ1杯程度でも、その影響は2日間程度継続すると言われているため、アレルギー疾患の症状が辛く早く改善したい場合には注意が必要です。
また、その他の果物や酢を使った料理など酸性の強いものも相性の悪い食べ物で、こちらは抗ヒスタミン薬を効果ない状態にしてしまいます。

併用しない方が良いお薬には抗生物質のエリスロマイチンや胃薬のシメチジンがあり、一緒に服用するとクラリチンの血中濃度が上昇してしまう可能性があります。
風邪薬や乗り物酔い薬、睡眠鎮静薬などはクラリチンと同じく抗ヒスタミン薬を含んでおり、一緒に服用することはできません。
抗ヒスタミン薬は脳の中枢神経に作用し食欲が増加することがありましたが、第2世代のクラリチンでは副作用の眠気が改善されたのと同じように食欲の増加もほぼ無くなりました。
しかし、ごく稀にそれらの副作用が出る体質の方も僅かに存在しています。
ここで食欲が増加してしまったところにダイエット中だった方が、食欲を抑制するお薬やサプリメントなどを服用しても打ち消しあって効果ない状態となってしまいます。

いずれのケースにおいてもクラリチンを服用する際には、正しい服用方法で摂取するのはもちろんのこと相性の悪い食べ物を食べないようにしたり、他に既往症がある場合には併用しない方が良いお薬について把握しておくことが重要です。